舞台『りんご』木村秋則物語

舞台「りんご」とは?

タイトル下のライン

木村秋則の世界が舞台化!

誰もが不可能だと思っていたりんごの無農薬栽培に成功した木村秋則。 除草剤、農薬、肥料を使わないりんご栽培をこころざした青年木村秋則は、青森県弘前市を出て東京の会社に勤め、その後親の説得で農業に戻ってきた。しかしそこには化学肥料・農薬を主と農業が営まれていた。農薬は家族の健康を蝕み、家族を疲弊させていった。その時、秋則は自然栽培の本を手にする。秋則は奮い立ち家族のために自然栽培を試みる。「家族が農薬に弱い体質のため無農薬どころか無肥料のりんご栽培に切り替えました。それは地獄の一丁目でした」当時を語る木村氏。この物語は、りんご栽培に賭けた彼の生き様と妻ミチコ、その家族らの半生をダイナミックに描く。

あらすじ

1969年青森。東京から兄一哉の具合が悪くなり急遽呼び戻されたアキノリ。そこには婿入り・縁談が待っていた。アキノリは気乗りしていなかったのだが、ミチコを見た瞬間に恋に落ちた。アキノリの大切な家族ミチコとの出会いに始まる。

ミチコはりんご栽培の農家として日々、農薬に触れていった。農薬は家族の健康を蝕んでいった。アキノリはその姿を見て、農薬を使わない栽培方法をアキノリの義父トクイチに相談する。兄一哉や友人石川らは理想と理解しつつも現実的に難しいと説くのだが。木村家の無農薬栽培の戦いはついに始まった。

しかし、希望をもってはじめた農法は失敗を繰り返し、10年近い無収穫時代に陥り家族は困窮状態になってしまう。兄一哉や兄嫁晴子、友人の石川は栽培方法に疑問を持ち遂には「害虫駆除」の要望書を渡す。近所からの孤立を深めながらも、アキノリはこの農法を捨てることをしない。それは支える妻も家族も同じであった。果たして、彼のりんごは収穫できるのか・・・・・。
長野博 佐藤江梨子・浅野和之・大鷹明良 梅沢昌代・尾上紫 木村靖司 合田雅吏 作:藤井清美 演出:栗山民也